ペットを飼う。メリット、デメリットは?安易に飼うないための事前準備。
行動自粛やリモートワークで自宅にいる時間も多くなり、
ペットを買いたいと考えることはありませんか?
この記事では以下のペット飼育初心者の疑問について解説します。
✳ペットを飼うにはどんな準備をするのか?
✳ペットを飼うのにいくらかかる?
✳ペットを飼うことのメリット、デメリットは?
✳関連法規いろいろ
✳ペットを飼う
絶対にやってはいけないことは「かわいいから」などの安易な理由で飼わないことです。
費用もかかります。
ライフスタイルも変える必要があるかもしれません。
それ以上に得られることもたくさんあります。
生き物大好き家族の私の実体験も含めみていきたいと思います。
目次
我が家のペットたち
ハムスター(キンクマ)
ゴールデンハムスターに分類されます。
特に臭いなど気になりません。
夜行性なので夜は元気です。
フクロモモンガ
やはり夜行性。しつけやら色々大変です。人に慣れさせるように育てないと、ずっと威嚇します。
ジャコジャコ鳴きます。はじめて聞いたときは、ゲームボーイがバグった音のようでビビりました。
毎日蚊帳を広げて、その中で運動させています。
ハムスター感覚で飼うと大変かもしれません。
↓いつもこんなのに入っています。
犬
とってもかわいいです。
嫁がハズバンダリートレーニングしています。
犬種によりしつけや飼いやすさが全然ちがいますので、かわいいの衝動で飼わないようにしてください。
水槽
ドジョウやエビやメダカ、、、、
魚類はすみません。よくわからないです。
水槽掃除が大変そうです。
メダカはよく卵を産むようです。
ペットを飼うにはどんな準備をするのか?
ペットへの虐待、放棄、遺棄は犯罪です。関連法規については後に解説したいと思います。
ライフスタイルに合わせる
- 外出で不在が多いのに毎日餌をあげないといけないペットを飼うわけにはいきません。
- 散歩ができないのに犬を飼うわけにはいきません。
- 高齢なのに、長期飼育になるペットを選択するわけにはいきません。
- 自身がアレルギーの可能性がある動物の可能性もあります。アレルギー検査を実施する必要もあります。
- 夜行性動物は人間が寝ている間に活発であり、睡眠の妨害になることもあります。
- ペット不可物件でないか
費用について
代表的なペットのざっくりな費用です。
- 犬;年間費用は340000円、受け入れ準備で400000円
- 猫;犬の半額程度
- ウサギ、ハムスター;8~90000円
✳ワクチン費用などでさらに費用がかかる場合もあります。
✳ウサギハムスターはヒーターなどの光熱費が思いのほか高くつくことも。
ペットを飼うメリット、デメリット
メリット
- 癒される(間違いない)
- 生き物の生死を体験することで子供の情操教育に役立つ
- ペットを通してのコミュニケーションの広がり
- 大型犬などは防犯に役立つ
- 生活が規則的になる
アニマルセラピーという言葉がある通り、ストレスは軽減されます。犬の散歩により運動習慣が身に付きます。ペットの世話は子供に責任感を持たせることになります。また、動物の死に直面するときも、子供にもその場をちゃんと見せるほうがよいでしょう。我が家でもハムスターが死んだときは家族全員で泣きました。小学生の長男はショックで布団から出てこなかったですが、次の日に死を受け止めて、ハムスターに対し感謝の言葉や思い出を話してくれたことが印象的でした。死んでしまったことを隠したり、中途半端な表現で子供を悲しませないように考えるよりは、直に伝えたほうが将来のためと思います。
デメリット
- 長期間不在にできない(ペットを置いて旅行に行けない)
- 吠える、鳴く
- 動物臭
- 掃除の手間(毛が抜けるなど)
- 運動させる
ペットも生き物です。病気もしますし、介護も必要です。その動物種の寿命も考える必要があります。結婚や引っ越しなどのライフスタイルの変化にペットも付いてくることが可能か家族とよく話して決める必要があります。
ペットは多くの手間の中に、たくさんの感動や喜び楽しみなどが得られます。覚悟をもって飼う決断をしてださい。
関連法規
動物の愛護及び管理に関する法律(動愛法)
↓詳しくはこちら
基本原則
すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。
動物の飼養及び保管に関するガイドライン
家庭動物、展示動物、畜産動物、実験動物のそれぞれについて、動物の健康と安全を確保するとともに動物による人への危害や迷惑を防止するための飼養及び保管等に関する基準を定めています。
罰則
愛護動物* をみだりに殺し又は傷つけた場合は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処されます。
適切に管理しなかったり虐待を行った者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処され、遺棄した者も、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。
狂犬病予防法
狂犬病は人間を含むすべての哺乳類に感染するといわれています。
日本国内では、1957年以降、狂犬病は発生していませんが、現在でも世界中では、年間でおよそ5万9千人が亡くなっている、とても怖いウィルスです。
対象動物は
① 犬
② 猫、アライグマ、キツネ、スカンク
※②は、輸出入の際の検疫と、狂犬病が発生したときのみ、この法律が適用されます。
犬の登録義務が第4条で書かれています。
犬の所有者は、生後90日を経過した犬を取得した日から30日以内に、市町村長に犬の登録の申請をしなければなりません。
そして、交付された鑑札を犬に装着しておく必要があります。
犬が亡くなったり、飼い主が変更した場合も、届出を提出します。
※20万円以下の罰金に処せられる罰則規定があります。(第二十七条)
5条に予防接種の義務が書かれています。
生後91日以上の犬には、毎年4月1日~6月30日までの間に、狂犬病予防注射を毎年1回受けなければなりません。
そして、注射済票を犬に装着しておく必要があります。
※20万円以下の罰金に処せられる罰則規定があります。(第二十七条)
↓詳しくはこちら
引用:ペットビジネスの情報サイト セレナビ
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(特定外来生物法)
外来生物を飼育する場合は環境省に届け出ないと違法になる場合があります。また、野生で捕まえた魚や昆虫を調べたら外来生物で飼育してはいけない生物である可能性もあります。
さらに、違法な密輸も禁止されています。
昔は怪しいペットショップに外国の生き物が売られていることもあったようですが、注意しないと違法な入手になりかねません。
↓読んで共感したのでのせておきます。
環境省_飼い主の方やこれからペットを飼う方へ [動物の愛護と適切な管理]
まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
安易に飼い始めないように心構えができれば幸いです。
癒しや教育などメリットも考えて決断お願いします。